催物案内

塵穴の記

 

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本日ご紹介するのは膳所光悦茶碗です。先日の茶会では濃茶席の主茶碗として使用いたしました。


137.古膳所焼 膳所光悦茶碗 (4x5サイズ).jpg

膳所光悦茶碗とは、小堀遠州が品川東海寺に時の将軍、徳川家光を迎える際に用いた茶碗で、膳所の土を以て本阿弥光悦が成型したと伝わっています。表千家7代如心斎の極めがあり、銘 松根とあります。鴻池家に伝わったもので、大阪の茶道具商、戸田露綏の箱がございいます。全体の形はスタンダードな楽茶碗に近い形ですが、高台は比較的大きく、ヘラで鋭く削り出されています。釉調はしっとりとして手になじみ、その形と相まって、点てやすく、飲みやすい茶碗です。長い時間を、多くの人の手を経て今に伝わる作品を、その掌に感じていただける茶会となりました。秋にも同様の趣向での開催を企画しております。詳細は美術館までお問合せ下さい。現在この作品は展示されておりません。展観をご希望の方は、事前にご連絡いただければ可能な限り対応させていただきます。







 

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